トウカエデ |
学名 | Acer buergerianum |
別名 | 三角楓(中) | |
唐楓 | 分類 | カエデ科カエデ属 (落葉高木) |
中国産のカエデの意。 | 原産・分布 | 中国東南部 (江戸時代に渡来) |
神奈川県 | 公園樹、街路樹として植栽。まれに野生化あり。 | |
用途 | 庭木、公園・街路樹 | |
樹勢が強いため、街路樹としてよく植えられる。高さは20mになる。 樹皮は灰褐色で、縦に剥がれる。 |
幹 立川市 昭和公園 050306 |
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葉は対生、葉身は倒卵形で、上部が浅く3裂する。表面は光沢があり、表裏ともに無毛。基部より3主脈が出る。縁は、幼木では低い鋸歯があるが、成木では全縁で、大きな波状になる。 | 葉 新宿区 新宿御苑020502 |
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花の印象は、イタヤカエデに近い。花序も散房花序で、両性花と雄花の雑居性も同じ。花の密度は、少し薄く、色も淡緑色のため、あまり目立たない。 | 花 横浜市 港北区 060429 |
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翼果はU字形で、開かない。 | 若実 藤沢市 六会 050508 |
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カエデの仲間なので、紅葉がきれい。色は鮮やかな紅色になる。 | 紅葉 横浜市 港北区 061204 |
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冬芽は卵形で、先が尖り淡褐色。芽鱗が4列に並ぶため、断面は四角形になる。 | 冬芽 立川市 昭和公園 050306 |
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昨年の翼果と果柄が、春先まで残っていた。 | 冬枝 立川市 昭和公園 050306 |