トベラ |
学名 | Pittosporum tobira |
別名 | トビラノキ、トビラキ 海桐(中) |
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扉、海桐花 | 分類 | トベラ科トベラ属 (常緑低木、小高木) |
節分に、魔よけのために枝を門扉に挿したことに由来する名。学名もトビラ。 | 原産・分布 | 本州(岩手県南部以南)、四国、九州、沖縄。朝鮮南部、中国、台湾 |
神奈川県 | 海岸から沿海地が主な自生地。内陸部にも点在する。 | |
用途 | 庭木、公園樹 | |
海岸に自生するが、生垣や公園に普通に植栽される。高さは通常2〜3mだが、6〜8mになるものもある。 | 幹 東京都 海の森 081224 |
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樹皮は淡褐色で滑らか。 | 幹 神奈川県 大磯町 高麗山 070406 |
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葉は互生し、枝の上部に集まる。葉身は倒卵形または長楕円形で革質、表面は光沢がある。縁は全縁で、しばしば内側に巻く。 枝、葉、根に臭気がある。 ★薬効★皮膚病(葉を乾燥させ、煎じて患部を洗浄する) |
葉 品川区 林試の森030115 |
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雌雄異株。 4〜6月に本年枝の先に集散花序を出し、芳香のある白い花を、上向きに多数開く。後に黄色になる。 |
花 横浜市 鶴見区 (植栽) 030512 |
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果実は球形の朔果で、秋に灰褐色に熟して3裂する。中から赤い、粘った種子を出す。 ★食★ヒヨドリ、他 |
果実・種子 東京都 海の森 081224 |
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冬芽は卵形の鱗芽で、頂生側芽がたくさんある。 | 冬芽 東京都 海の森 160227 |
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春に上写真の頂生側芽が揃って新芽を吹く。この時の芽の数だけ枝分かれする。 さらに今年伸びた芽の先端に花序を付ける。 |
新芽 東京都 海の森 100328 |