タカネザクラ

学名 Cerasus nipponica
別名 ミネザクラ
高嶺桜 分類 バラ科サクラ属 (落葉小高木)
深山に自生するため。 APG分類 バラ科サクラ属 (落葉小高木)
原産・分布 北海道、本州(中部地方以北)
神奈川県 自生は無い。
用途 (特になし)
冷温帯から亜寒帯にかけての深山に自生する。写真の個体も、南アルプスの2000mを越えた地点でのもの。日本のサクラ属の基本野生種11種のひとつ。
若枝は無毛、古くなると紫褐色で光沢がある。よく分枝し、2〜8mになる。


静岡県
大井川東俣
040812
葉は互生し、葉身は倒卵形で、先は尾状に尖る。質は薄く、縁は欠刻状の重鋸歯。裏面の脈腋に小さく膜がある。表面は無毛だが、裏面脈上に少し毛がある。

静岡県
大井川東俣
040812
花は5〜6月に展葉と同時に咲く。一芽に1〜3個つく。花柄、萼筒ともに無毛、萼片は全縁。萼筒は紅紫色を帯びる。(写真は標高1100m)

秋田県
鳥海山
100629
果実は球形で黒く熟す。

静岡県
大井川東俣
040812

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