シナレンギョウ

学名 Forsythia viridissima
別名 レンギョウ
支那連翹 分類 モクセイ科レンギョウ属 (落葉低木)
連翹は、別の種の中国名だったが、誤りの名が定着した。 原産・分布 中国原産。江戸時代初期に渡来。
神奈川県 自生は無い。公園などにはシナレンギョウが多く栽培されている。
用途 庭木、公園樹
挿し木などで簡単に殖やせるため、庭木や公園木として広く植えられている。レンギョウの仲間の中では、株は立ち上がり、株立ちとなる。
仲間には、レンギョウ、チョウセンレンギョウがある。あまり区別せず、どれもレンギョウと呼ばれている。


横浜市
港北区030406
シナレンギョウ枝
葉は、単葉で対生。長楕円形で上部に不整の鋸歯がある。シナレンギョウは先端部のみ、チョウセンレンギョウは基部近くまで鋸歯がある。

横浜市
港北区040412
シナレンギョウ葉
雌雄異株
4月、葉とほぼ同時に、明るい黄色の花を開く。雌しべが1個、雄しべは2個。雌花の花柱は雄しべより長い。雄花は逆に雌しべが退化し雄しべが長い。雄花は結実しない。


横浜市
港北区060318
シナレンギョウ花
寒くなると、葉が疎らに黄葉する。赤紫を帯びてくる株とがある。赤紫は、あまりきれいでない。 黄葉

横浜市
港北区
071119
シナレンギョウ黄葉
若い枝は黄褐色で皮目がふくらむ。冬芽は芽鱗が4列に並ぶ 冬芽

立川市
昭和公園
050306
シナレンギョウ冬芽
枝の髄に薄い膜の仕切りがある。節には厚い仕切りがない。 茎断面

横浜市
港北区040412
シナレンギョウ茎

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