シャリンバイ 学名 Rhaphiolepis umbellata
別名 マルバシャリンバイ、タチシャリンバイ
車輪梅 分類 バラ科シャリンバイ属 (常緑低木〜小高木)
枝が、車輪のスポークのように、一カ所から何本も出るのでついた名。 原産・分布 本州(山形県、宮城県以西)、四国、九州、沖縄、台湾、南朝鮮
神奈川県 海岸近くの自生は、マルバシャリンバイとされる。
用途 庭木
暖地の海岸に生える。葉の形が広倒卵形〜狭倒卵形などあり、マルバシャリンバイなどとして区別される。ただし中間形などが多く、明確な区別は難しいとか。
湘南の海岸通りの防砂林にも多い。


東京都
新宿御苑
(植栽)
020502
名前の元になった、四方に広がる車輪のスポーク状の枝がよく分かる。 実・枝

川崎市
川崎区
(植栽)
041220
葉は互生し、葉身は広倒卵形〜長楕円形で、質はきわめて厚い。両面ともに、初めは褐色の軟毛に覆われるが、後に無毛となる。縁には、上部に低い鋸歯がある。
写真はマルバシャリンバイ。


東京都
新宿御苑
(植栽)
020502
雌雄同株、両性花
花は5月ころから夏まで。枝の先に、円錐花序を付け、白い5枚の花弁の花を咲かせる。


横浜市
鶴見区
(植栽)
030512
果実は球形の核果、初めは緑色で後に紅紫色になり、冬には藍黒色に熟す。


東京都
海の森公園予定地
161112
果実の中心には暗褐色の大きな核(種子)がある。 種子

東京都
海の森公園予定地
161112
落葉前の色づき。多くの常緑樹は新緑後に落葉するが、その前に赤く色づく。 紅葉


090510

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