サカキ

学名 Cleyera japonica
別名 マサカキ
分類 ツバキ科サカキ属 (常緑小高木)
常緑で、いつも青々としているため、栄樹(サカキ)となった。神事に用いられるため、榊という和字ができた。 原産・分布 本州(茨城、石川県以西)、四国、九州、沖縄、済州島、台湾、中国
神奈川県 県西部のシイ・カシ帯に分布。中央部の丘陵地にも点在する。
用途 庭木
山地に普通に生える。関西には多いが、関東での自生は少ない。神社や庭にもよく植えられる。
関東地方での神事には、ほとんどヒサカキが使われるようだ。
新芽

横浜市
鶴見区
(植採)
030417
サカキ新芽
葉は2列互生で、葉身は長楕円形。先は鋭尖頭で、先端が丸い、表面は濃緑色で光沢があり、表裏面ともに無毛。側脈は不明瞭。縁は全縁。
枝の先端の冬芽に、特徴がある。冬芽は細長く、弓形に曲がり、鎌のような形をしているのでよく分かる。


横浜市
岸根公園
030126
サカキ葉
花は6〜7月に、側枝の基部(葉腋)につき、1〜4個の白い花が下向きに咲く。雄しべは多数、先の2〜3裂した花柱がある。

藤沢市
六会
0080611
サカキ花
実は11〜12月に熟して黒色になる。 若い実

横浜市
港北区
(植採)
051024
サカキ若実

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