オトコヨウゾメ

学名 Viburnum phlebotrichum
別名 コネソ
(不明) 分類 スイカズラ科ガマズミ属 (落葉低木)
ガマズミの別名(地方名)にヨウゾメがある。オトコの由来、意味は不明。 原産・分布 本州、四国、九州
神奈川県 箱根、丹沢、小仏山地のブナ帯に生えるが、数は少ない。
用途 庭木
高さは2mくらいになる。幹や枝は灰白色〜灰褐色だが、若い枝は赤色を帯びる。
見分け方(ガマズミ節)


群馬県
水上町
赤谷
080607
オトコヨウゾメ樹
葉は対生し、葉身は卵形、鋭尖頭、基部は広いくさび形、縁には粗い鋭鋸歯がある。

横浜市
港北区
(植採)
071110
オトコヨウゾメ葉
5〜6月に枝先から散房花序を出し、5〜10個ほどの白い花を垂らす。ガマズミの仲間は、花序を上向きに付けるが、オトコヨウゾメは垂れるのが特徴。
花冠は5裂、雄しべは5本。


群馬県
水上町
赤谷
080607
オトコヨウゾメ花
核果は10月ころに赤く熟す。

横浜市
港北区
(植採)
071110
オトコヨウゾメ実
この年は深い色に紅葉していた。 紅葉

群馬県
水上町
赤谷
111105
オトコヨウゾメ紅葉
葉が乾燥すると、漆黒の黒色になる。写真は紅葉と同時に枯れた部分が乾燥、黒変していた。同様に、枯れると黒くなる葉にアオキの葉がある。
オトコヨウゾメの名の由来にも関係しそうな気もするが、どうでしょうか。
葉黒変

群馬県
水上町
赤谷
111105
オトコヨウゾメ葉黒変

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