オオヤマザクラ

学名 Cerasus sargentii
別名 エゾヤマザクラ、ベニヤマザクラ
大山桜 分類 バラ科サクラ属 (落葉高木)
花がヤマザクラより大型のための名。 APG分類 バラ科サクラ属 (落葉高木)
原産・分布 北海道、本州、四国。朝鮮、サハリン。
神奈川県 ブナ帯中部以上に分布。数は少ない。
用途 特になし
山地に生える。丹沢では、ヤマザクラより高標高部に多い。サクラ属の基本野生種11種のひとつ。
写真は、木が高いので見えないが、すでに7分咲きの状態。


丹沢
大室山
070505
樹皮は光沢のある紫褐色。皮目が横に長く並ぶ。
ヤマザクラと比べると、黒っぽく見えるようだ。


丹沢
大室山
070505
花は5月に、展葉よりもわずかに早く開花する。

長野県
黒姫
070429
ヤマザクラと比べると大きく、赤味が強い。花柄は短く、無毛。萼筒も無毛で、萼の裂片は全縁。

長野県
黒姫
070429
標高が1000mほどのところで、既に花も展葉も終わりに近かった。
若い葉はヤマザクラと同様赤味が強い。
若葉

上野原市
棚入山
150428
葉は互生で楕円形〜倒卵状楕円形。先端が尾状に尖る。表裏両面とも無毛。縁には不揃いではあるが単鋸歯がある。葉柄は無毛で上部に一対の腺点がある。

丹沢
鐘撞山
070520
果実は緑→赤→黒へと色が変わる。 若実

上野原市
棚入山
150602
冬芽は卵形〜長卵形で先が尖る。葉芽と花芽があり、花芽の方が大きい。写真は葉芽。芽鱗が粘る。 冬芽

上野原市
棚入山
151105

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