オオヒョウタンボク | 学名 | Lonicera tschonoskii |
別名 | ||
大瓢箪木 | 分類 | スイカズラ科スイカズラ属 (落葉低木) |
実が2個合着していて瓢箪のようだから。 | 原産・分布 | 本州(関東地方北部、中部地方) |
神奈川県 | 自生はない | |
用途 | 特に無し | |
高山に生え、高さが1〜2mほどになる。中部地方の2000m前後の山地で、よく見ることができる。 | 樹 静岡県 大井川東俣 020810 |
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葉は対生し、葉身は倒卵形〜楕円形で、両面に軟毛を散生する。縁は全縁で、葉柄は短い。 | 葉 静岡県 大井川東俣 040812 |
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7〜8月に葉腋から花柄を出し白い花を2個つける。蕾のときに下部の2つ並んだ子房が良く見える。子房は半分ほどがつながっていて、受粉後もそのまま熟す。 花弁の先が赤みを帯びるのが分かる。 |
蕾 長野県 安曇野市 蝶ケ岳 190724 |
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2つ並んだ花は同時に開花する。両性花。白〜紅色の花弁は、大きく上下に2裂すし上唇は更に4浅裂する。雄しべは5個で途中まで花弁と合着する。雌しべは1個、柱頭は球状。雄しべ、雌しべともに花弁と同じ長さ。 | 花 長野県 安曇野市 蝶ケ岳 190724 |
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液果は8〜9月に赤く熟す。写真のように2個が合着し、瓢箪に似る。 食べられそうに見えるが、ヒョウタンボクの仲間は、有毒と聞く。確かめたことはない。 |
実 静岡県 大井川東俣 040812 |