オオバヤナギ | 学名 | Toisusu Urbaniana |
別名 | アカヤナギ | |
大葉柳 | 分類 | ヤナギ科オオバヤナギ属 |
ヤナギの仲間では葉が大きいのでついた名。別名は心材が赤みを帯びるため。 | 原産・分布 | 本州(中部以北)、北海道。千島南部 |
神奈川県 | 自生はない。 | |
用途 | 薪、器具材、木箱、下駄、軸木 | |
河岸の砂礫地に生え河畔林をつくる。幹は直立し樹高は15mになる。 | 樹 静岡県 大井川東俣 040812 |
|
樹皮は灰褐色で縦に裂け目が入る。 | 老木幹 静岡県 大井川東俣 040812 |
|
葉は互生し、葉身は長楕円形。先は鋭尖頭、基部は円形または鈍形、縁は細鋸歯がある。両面ともに無毛だが、裏面は粉白色になる。 写真は虫こぶができた葉。ヤナギにできる虫こぶの種類は多い。「虫えい図鑑」の写真ではヤナギハヒメコブフシ(タマバエによる)が近いが確認はできない。 |
葉 静岡県 大井川東俣 020810 |
|
雌雄異株。5月〜6月に短枝の先に尾状花序の花が咲く。 果序は下垂する。 |
若い実 静岡県 大井川東俣 020810 |