マルバウツギ 学名 Deutzia scabra
別名 ツクシウツギ
丸葉空木 分類 ユキノシタ科ウツギ属 (落葉低木)
葉が丸いウツギ。ウツギとは、茎が中空(髄が無い)木を指し、他にも色々ある。 原産・分布 本州(関東地方以西)、四国、九州
神奈川県 県内全域に分布する。
用途 (特になし)
日当りの良い、やや乾燥した斜面によく生える。よく分枝する。 葉花

神奈川県
二宮町
040508
葉は対生、葉身は卵円形または卵形で、両面ともに星状毛がある。縁は不揃いな鋸歯がある。

横浜市
根岸森林公園
040507
同じユキノシタ科のウツギの中では小さい花が咲く。5月に、枝先に円錐花序を出し、約1cmの小さな花を多数つける。
花序のすぐ下の葉は、他の葉と異なり線形で細く短い。
花言葉 「古風、風情、秘密」どれも本家ウツギと同じで区別していない。


横浜市
根岸森林公園
040507
実は刮ハで、このウツギの仲間に共通した形になる。花柱が残り、まるでローソク立てのような形だ。秋には丸く太り、茶色に熟すと3〜4裂して種子を出す。
若い実

神奈川県
二宮町
050813
このウツギの仲間では、唯一の紅葉する木だと思う。ただし条件によるようだ。丹沢以外では、あまり見たことが無い。
日陰は黄色く、日向は赤くなる。表面から見ると、毛が多くきれいに見えないが、日の光にかざすととても美しい。
紅葉

丹沢
箒沢
061215
冬芽には芽鱗が4裂に並び、淡褐色の寝た毛が密生する。同じ科のウツギは、褐色の星状毛がある
枝は、表皮が短冊状に剥がれる。
冬芽

神奈川県
二宮町
050212
春に芽鱗が落ちると若葉がひろがり始める。
芽吹き

神奈川県
二宮町
040313

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