マメザクラ | 学名 | Cerasus incisa |
別名 | フジザクラ | |
豆桜 | 分類 | バラ科サクラ属 (落葉小高木) |
小型のサクラの意味。別名は富士山とその周辺、富士山の見えるところに、分布するための名 | APG分類 | バラ科サクラ属 (落葉小高木) |
原産・分布 | 本州(関東地方西南部、山梨県、静岡県東部、八ヶ岳周辺) | |
神奈川県 | 県西部は山地上部まで普通に分布。東部は丘陵地に稀。 | |
用途 | 庭木 | |
富士山、箱根を中心とした地域の、山地、丘陵地に多く見られる。日本固有種で、サクラ属の基本野生種11種のひとつ。また、フォッサマグナ要素のひとつ。 早春に咲き始める。丹沢の尾根筋では、5月半ば過ぎまで咲いている。 木が小さく、小さな花が数多く咲くのでいろいろな栽培品種が作られる。オカメザクラ、ジュウガツザクラなどの親。 |
樹 丹沢 袖平山 060430 |
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樹皮は暗灰色で、横に長い裂け目ができる。楕円形で褐色の皮目が点在。 | 幹 丹沢 大山 060129 |
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葉は互生し、卵形または倒卵形で、先は尾状に尖り、縁には二重鋸歯がある。両面にねた毛が散生し、葉柄にもねた毛が密生する。蜜腺は葉身の基部(鋸歯の先)にある。 | 葉 丹沢 丹沢山 050816 |
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3月下旬(県央丘陵地)〜5月中旬(ブナ帯)に、展葉と同時か少し早く開花する。花は、白色または淡紅色。 丹沢の主稜線には、マメザクラが多い。 |
花 丹沢 丹沢山 050515 |
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小型のサクランボができる。熟すと紫黒色になる。 | 実 丹沢 城ケ尾峠 080706 |
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種子は卵状楕円形で先が尖る。他のサクラの種子との区別は難しい。 | 種子 丹沢 城ケ尾峠 080706 |
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冬芽は茶褐色で小さい。 | 冬芽 丹沢 丹沢山 060108 |