コバノガマズミ | 学名 | Viburnum erosum |
別名 | ||
小葉 | 分類 | スイカズラ科ガマズミ属 (落葉低木) |
小さい葉のガマズミ。ガマズミの語源は不明。ガマズミを参照。 | 原産・分布 | 本州(福島県以南)、四国、九州、朝鮮、中国 |
神奈川県 | 全域に分布する。山地のシイ・カシ帯〜ブナ帯に生える。 | |
用途 | 特に無し | |
山地に普通に生える。尾根筋、谷筋どこにでも、見ることができる。花の季節、実の季節でないと見逃してしまう。 見分け方(ガマズミ節) |
樹 丹沢 天王寺尾根 050515 |
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樹皮は、灰紫色あるいは灰白色。皮目が目立つ。 | 幹 丹沢 天王寺尾根 050320 |
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葉は対生し、葉身は長楕円形。両面に星状毛がある。縁は粗い鋸歯がある。 | 葉 丹沢 天王寺尾根 050515 |
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雌雄同株、両性花。 4〜5月に、本年枝の先に散房花序を出し、白い小さな花を多数付ける。合弁花で、花冠の先端が5裂して広がる。 |
花 丹沢 丹沢山 040513 |
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核果はほぼ球形で、9〜10月に赤く熟す。 | 実 丹沢 水の木 040918 |
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実が赤く熟したあと、条件によって、こんなに綺麗な紅葉になる。写真ほぼ中央に赤い実がある。 | 紅葉 丹沢 犬越路 051126 |
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冬芽は、4個の鱗片があり、ガマズミと同じ、特徴のある形をする。外側の芽鱗が小さい。 | 冬芽 丹沢 天王寺尾根 050320 |
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落ちていた揺籃を広げると見慣れぬ葉。コバノガマズミだ。近くのコバノガマズミの葉の上にいたのはウスアカオトシブミだった。 広げた葉の上に小さな黄色い卵がある。1個の卵のための親の労力に関心してしまう。 |
葉揺籃 上野原市秋山 二十六夜山 120615 |