キンカン

学名 Fortunella japonica
別名 マルキンカン
金橘(中)
金柑 分類 ミカン科キンカン属 (常緑低木)
中国名が元になっていると思われるが不明。 原産・分布 中国南部(江戸時代以前の渡来とされる)
神奈川県 自生はない。
用途 庭木、果樹
よく枝分かれし、樹高は2〜3mになる。

千葉県
上総湊
080316
キンカン樹
樹皮は茶褐色で、縦に裂け目ができる。枝には棘があってもごく短い。

千葉県
上総湊
080316
キンカン幹
葉は互生し、葉身は楕円形で革質。縁は浅い鋸歯か、あるいはほとんど全縁。葉柄の翼は、無いかごく狭い。

千葉県
上総湊
080316
キンカン葉
果実は直径が2〜3cmで、冬に橙黄色に熟す。熟すと酸味は少なく甘みもあるのでそのまま皮ごと食べられる。その他ジャムにしたり料理の香付けなどに用いられる。

千葉県
上総湊
080316
キンカン実
外果皮(外側香の強い部分)、中果皮(白い繊維状の部分)、内果皮(薄い皮状でミカンの房袋)をもつ独特の構造でミカン状果と呼ばれる。果実の大きさの割りに種子が多く大きい。 実断面

横浜市
港北区
160217
種子は薄い種皮に覆われる。大きな双葉が緑色をしている。(方眼は5mm)。 種子

横浜市
港北区
160217

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