カラマツ |
学名 | Larix leptolepis | |
別名 | フジマツ、ニッコウマツ、ラクヨウショウ | ||
唐松、落葉松 | 分類 | マツ科カラマツ属 (落葉高木) | |
新葉が、唐絵の松に似ていることから。 | 原産・分布 | 本州(石川県・静岡県〜宮城県) 日本特産種 | |
神奈川県 | 丹沢のブナ帯に分布(植林は少ないが、自生かどうか不明)。箱根にも、かつて(1800年代)自生していた記録はある。 | ||
用途 | 建材、土木、パルプ | ||
日当たりの良い、火山性の山地に生える。土壌の悪いところでも育つ陽樹。 幹はまっすぐで高さ30mになる。枝は、水平に張り出すが、老木になると垂れるものが多い。 北海道や長野県で、多く植林されている。関東近辺ではヒノキが育たない高標高域に植えられているようだ。 |
樹(新緑) 丹沢 大室山 070520 |
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樹皮は灰褐色で、縦に避け、長鱗片となってはがれ落ちる。 | 幹 奥多摩 鷹巣山 030513 |
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材は赤みを帯び、心材と辺材とがはっきり異なる。材は湿気に強いが、割れやすく、ねじれることがある。 | 材 群馬県 みなかみ町 081206 |
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短枝には、葉が多数束生する。葉は2〜4cmの針状でやわらかい。 短枝の葉の先は丸く、長枝のそれは尖る。 長枝の葉 |
短枝葉 丹沢 切通峠 040620 |
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雌雄同株。5月に花をつける。 雄花は、針葉をつけない短枝に頂生する。雄しべが多数集まり、球状になる。 若い短枝は、褐色の鱗片に包まれている。 |
雄花・若短枝 丹沢 大室山 070520 |
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球果は短枝の先に頂生する。基部に針葉がある。 | 若球果 群馬県 水上町 赤谷 050702 |
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秋に黄葉する。黄葉の鮮やかさはイチョウと競う。 | 黄葉 群馬県 水上町 赤谷 051112 |
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黄褐色で小さい球形が短枝の冬芽、大きい球形が雄花の冬芽。 | 冬芽 丹沢 袖平山 090330 |