カジカエデ 学名 Acer diabolicum
別名 オニモミジ
梶楓 分類 カエデ科カエデ属 (落葉高木)
葉の形が、カジノキの葉に似ているための名。  APG分類 ムクロジ科カエデ属 (落葉高木)
原産・分布 本州(宮城県以西)、四国、九州(中部以北)
神奈川県 丹沢、箱根、小仏山地に分布する。多摩丘陵にも稀にある。
用途 庭木、器具材
山地のブナ帯下部の、落葉樹林内に多く生える。カエデの中では、もっとも大きく、独特な形状の葉になるがあまりメジャーではない。
樹高は10〜20mになる。
条件が良いと、河畔や林道脇などの空き地に一斉に芽生えることがある。


丹沢
堂平
050515
一斉林

大月市
大峠
240515
樹皮は灰褐色で滑らか。

丹沢
塩水沢
040513
みずみずしい新緑だった。 新緑

丹沢
堂平
050515
葉は対生し、直径6〜15cmになり、掌状に5深裂する。上部の3裂片が大きく、縁には荒い鋸歯がある。

丹沢
堂平
050515
条件によって多少赤みを帯びることもある。綺麗な黄葉になる。 黄葉

丹沢
高指山
171024
黄葉

丹沢
城が尾峠
181030
冬芽は、頂芽が特に大きく、全体が卵形で、先が尖る。芽鱗は先が開いて、4列に十時対生する。 冬芽

丹沢
堂平
061112
小さくてもしっかり大人と同じ形状の葉。 実生

丹沢
菰釣山
080504

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