ヒトツバカエデ |
学名 | Acer distylum |
別名 | マルバカエデ | |
一葉楓 | 分類 | カエデ科カエデ属 (落葉高木) |
裂状でも複葉でもないカエデの意。 | 原産・分布 | 本州(近畿地方以東) |
神奈川県 | 西丹沢県境尾根すじに分布。数は少ない。 | |
用途 | 特になし | |
山地の落葉広葉樹林内に生える。暗い林床でも良く発芽し生育する。樹高は10mほどになる。 通常は目立たないが、秋に色づくと目立つ。 |
樹 栃木県 日光市 半月山 171020 |
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樹皮は若木では滑らかだが古くなるとひび割れてザラつく。灰褐色で丸いの皮目がある。 | 幹 群馬県 みなかみ町 071007 |
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林冠の下で枝を広げ、丸く大きな葉を展開する。丸い葉はカエデ科とは思わせないが、対生なので分かる。 | 枝 群馬県 みなかみ町 赤谷 071007 |
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葉は長枝に対生、短枝には1対2枚の葉がつく。基部が心状の卵形。縁には低い鋸歯がある。 | 葉 群馬県 みなかみ町 050904 |
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春先の5月〜6月に短枝の葉の間から円錐花序を出す。雌雄同株。花序には雄花と両性花が混生する。 | 蕾 新潟県 村上町 三面川 070525 |
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秋にはカエデの仲間であることを誇示するように黄葉する。赤味の強い黄色になる。 | 黄葉 栃木県 日光市 半月山 171020 |