ハリブキ | 学名 | Oplopanax japonicus (Nakai) Nakai |
別名 | ジゴクバラ | |
針蕗 | 分類 | ウコギ科ハリブキ属 (落葉低木) |
葉がフキに似て大きく、全身に針があるための名。 | 原産・分布 | 北海道、本州(中部地方以北、紀伊半島)、四国(石鎚山) |
神奈川県 | (不明) | |
用途 | (特に無し) | |
深山の針葉樹林内に生え、高さ1mくらいになる。全体に針状の棘が密生する。見た目にとげとげしく近づきがたい印象である。 果実は、6〜7mmの楕円形で、8〜9月に赤く熟す。 |
樹 静岡県 大井川 東俣 040812 |
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幹はほとんど分枝しない。上部に大きな葉を数枚つける。 | 幹 長野県 駒ケ根市 千畳敷 050829 |
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葉は互生し、長い柄がある。葉身は大きな円形で、掌状に7〜9裂し、縁には欠刻状の重鋸歯がある。表面には脈上に棘針があり、裏面には棘と毛がある。 | 葉 長野県 駒ケ根市 千畳敷 050829 |
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6〜7月に茎の先に円錐花序を出し、緑白色の小さな花を開く。 | 花 長野県 安曇野市 蝶ケ岳 190724 |
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花は3mmほどの両性花。花弁が5個。雄しべは5個で花弁より長く突き出る。花柱は2個。 | 花 長野県 安曇野市 蝶ケ岳 190724 |