フジキ

学名 Cladrastis Platycarpa
別名 ヤマエンジュ
藤木 分類 マメ科フジキ属 (落葉高木)
フジに似た花をつける木の意。フジについてはフジを参照。 原産・分布 本州(福島県以西)、四国、九州、中国
神奈川県 丹沢、小仏山地に生える。北部に多い。
用途 建築・器具材
手元の図鑑では、山中にまれに生える、とある。樹高は15〜20mになる。

群馬県
みなかみ町
赤谷
050702
フジキ樹
樹皮は、全体としては平滑で灰白色。縦長の細かい皮目が多く、ざらつく。

群馬県
みなかみ町
赤谷
070304
フジキ幹
葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は4〜6対で、質はやや厚く、縁は全縁でやや波うつ。小葉も互生するのが特徴的。

群馬県
みなかみ町
赤谷
050702
フジキ葉
6〜7月に、枝先の複総状花序に、白い小さな蝶形花を付ける。複総状花序というのは珍しいが、写真では分かりにくい。

群馬県
みなかみ町
赤谷
050702
フジキ花
実はマメ科であり豆果になる。

群馬県
みなかみ町
赤谷
071006
フジキ実
比較的早く黄葉が始まるようだ。同時に落葉も始まる。 黄葉

上野原市秋山
151013
冬芽は白い膜質の袋に包まれている。膜の中には、黒色の裸芽がある。葉痕はU字で、葉柄内芽の特徴を持つ。 冬芽

群馬県
みなかみ町
赤谷
070304
フジキ冬芽
白い膜を破って芽が伸びている様子が分かる。 新葉

上野原市
秋山
120506

樹木の写真Top