ナミテントウ
分類 | 鞘翅(コウチュウ)目テントウムシ科 |
学名 漢字 | Harmonia axyridis 並天道 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
観察できる時期 | 4〜10月 |
観察できる場所 | 市街地を含む平地から低山地まで。アブラムシが寄生する植物。 |
越冬 | 成虫が集団で越冬する。 |
体長 | 5〜8mm |
幼虫食餌 | 成虫と同じでアブラムシ。 |
成虫食餌 | 多くの種類のアブラムシ。 |
単にテントウムシとも呼ばれる。
前翅の紋様が個体によりさまざま。基本は赤と黒の2色で、多くは黒地に赤い斑が複数見ることができる。幼虫、成虫共にアブラムシを捕食するため、世界的に生物農薬として利用されている。
紋様が異なっても同じ種なので、写真のように交尾し産卵する。交尾において、紋様に対する好き嫌いがあるという研究結果もある。
東京都海の森 100509
一番シンプルな二紋型。
赤い紋の形も上の二紋型とは微妙に異なる。
横浜市港北区篠原園地 070423
二紋型のバリエーション1。
東京都海の森 090509
二紋型のバリエーション2。
横浜市港北区篠原園地 070423
多紋型。この個体は8つの紋が見える。
横浜市港北区篠原園地 070423
地が赤なので紅型とされる。
黒紋は18確認できる。
横浜市港北区篠原園地 070423
幼虫も成長に合わせて模様が変化する。
餌のアブラムシが不足すると他の虫も食べる。共食いもあるそうだ。
東京都海の森 100509