カブトムシ

分類 鞘翅(コウチュウ)目コガネムシ科
学名 漢字 Trypoxylus dichotomus 兜虫
分布 本州、四国、九州、沖縄
観察できる時期 6〜9月
観察できる場所 雑木林内。クヌギ、ヤナギなど樹液の出る樹。
越冬 幼虫
体長 35〜55mm
幼虫食餌 落葉樹の腐葉土。
成虫食餌 クヌギ、コナラ、クリ、ヤナギなどの樹液。腐りかけの果物。


夏の昆虫の代表で子供の人気者。
雄の頭部の大きな角が日本の兜ににることによる名前。
写真は、樹液の出ているヤナギの木の上。同じように樹液に集まるスズメバチ、コガネムシ、オオムラサキなどと喧嘩する。
群馬県水上町赤谷 090731


幼虫は非常に大きな芋虫。秋には親より大型になっている(3齢幼虫)。
幼虫の餌は微生物により細かく分解された腐葉土。落葉樹の腐葉土を好み、野草の堆肥の中などではあまり見ない。腐葉土の中で成長し、冬を越す。
群馬県水上町赤谷 120928