セキヤノアキチョウジ

学名 Isodon effusus
別名
関屋の秋丁字 分類 シソ科ヤマハッカ属 (多年草)
標本の産地が箱根であったため、箱根の関を意味する関屋を頭につけた。秋に丁子形の花が咲くアキチョウジに似る。 原産・分布 本州(関東〜中部地方の太平洋側)
神奈川県 丹沢、箱根、小仏山地に分布。丘陵〜山地の樹林内、林縁に生える。
花の時期 9月〜11月


山地の木陰に生える。茎は斜上して高さ70〜100cmになる。
茎の先に長い花穂をつける。茎の断面は四角い。
上野原市秋山 140929


葉は対生し縁に低い鋸歯がある。葉柄は短く、葉身は5〜15cmの長楕円形。
上野原市秋山 171004


茎の先や葉腋から花序柄をだし総状の花序をつける。
蕾は白色でほぼ球形。
上野原市秋山 171004


花は淡青紫色で、花冠は長さ約20mmの唇形型で細毛がある。
萼は小さく5裂する。
花言葉 「秘めやかな思い」

群馬県みなかみ町赤谷 121007


花後、萼筒の中に種子ができつつある。
上野原市秋山 171004


環境条件の違いのせいか基部の葉が紫褐色に色づいた株。
上野原市秋山 170919


冬の初め、シソ科の草本を中心に見ることのできる現象にこのシモバシラがある。根が生きていて水を揚げること、茎皮が裂け染み出た水が氷ること、などの条件が揃うと写真のような氷の細工物ができる。薄い氷膜が茎から出て周りで渦まく。
植物と気象どが作り出すマジックか。
上野原市秋山 171215


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