サイハイラン |
学名 | Cremastra appendiculata |
別名 | ||
采配蘭 | 分類 | ラン科サイハイラン属 (多年草) |
花序を采配にみたてた名。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄。東南アジア |
神奈川県 | 全域に分布するが少ない。シイ・カシ帯のやや明るく湿った樹林内。 | |
花の時期 | 4月〜5月 |
まだ蕾の株。沢沿いの林内。
1つ株には葉が1枚だけで成長する。
上野原市秋山 120524
花は8〜20個を総状につけるが、写真のように偏ることが多いようだ。
上野原市秋山 110601
中央にずい柱がある。先端の黄色い部分が葯。
濃い紫色が唇弁。先が3裂している。
花言葉 「人生の勝負師」 采配という名からだろうが、変な花言葉だ。
上野原市秋山 110601
果実は刮ハ。種子は採れるが、ランの仲間の種子は栄養分を持たず、
通常の播種では繁殖が難しい。
上野原市秋山 120829
黄色い斑の入った葉。
花のあと実が熟す夏までこのままでいる。
葉1枚で光合成を行い、実を熟させ株を充実させる。
上野原市秋山 110519
種子が熟すと葉は枯れ、秋に新しい葉が1枚出てくる。
この葉は来年の夏までもつ。
上野原市秋山 161004