ミズタマソウ

学名 Circaea mollis
別名
水玉草 分類 アカバナ科ミズタマソウ属 (多年草)
露がついた果実が水玉に見えるのでついた名。 APG分類 アカバナ科ミズタマソウ属 (多年草)
原産・分布 北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国、インドシナ半島。
神奈川県 全域で普通に見れる。丘陵〜山地の樹林内に生える。
花の時期 8月〜9月


高さ30〜60cmになり、上部で分岐して茎の先に総状花序をつける。
茎には下向きの細毛があり、節が赤くふくらむ。
上野原市秋山 140829


葉は対生し広披針形。縁にはまばらに低い鋸歯がある。
葉柄は数mmと短い。
上野原市秋山 140829


花弁、萼、雄しべが2個という珍しい2数性。花弁は2裂するので4枚にも見える。子房下位花であり萼の下(後)にカギ状の毛をつけた子房がある。
上野原市秋山 140829


花言葉「心の美しさ」
上野原市秋山 220822


実は堅果で直径3〜4mm。総状花序の下位から順次花が咲き、上部に移るに従い果軸が伸びて長くなる。
カギ状の毛はそのままの実が果軸にたくさんつく。
上野原市秋山 140904


霧や雨でその名の通り水玉となった実。カギ状の毛が水を保持するようだ。
光が当たると水玉が光り幻想的である。
上野原市秋山 140908


実が熟すと果皮と鉤爪が固くなりひっつき虫になる。
上野原市秋山 151006

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