イチヤクソウ

学名 Pyrola japonica
別名 キッコウソウ、ベッコウソウ
一薬草 分類 イチヤクソウ科イチヤクソウ属 (常緑多年草)
全草を乾燥させて薬用にしたことからついた名。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国
神奈川県 全域の丘陵から山地の樹林内。数は少ない。
花の時期 6月〜7月


根際の葉の間から花茎を立て上部に2〜10個の白花をつける。
★薬効★急性腎炎、膀胱炎、妊娠時のむくみ。
生薬名は「鹿蹄草(ろくていそう)」。花のころ全草を採取、日干しにしたもの。
群馬県みなかみ町赤谷 100703


雄しべは10個。雌しべは湾曲して花冠から突き出る。
花言葉 「恥じらい」
群馬県みなかみ町赤谷 070707


葉は根際に集まってつく。円形または広楕円形で細鋸歯がある。
群馬県みなかみ町赤谷 100703


実は偏平な球形の刮ハ。小さなカボチャのようだ。
群馬県みなかみ町赤谷 121007


春の芽吹き全体が赤みを帯びる。蕾を先につけた花の茎が立ち上がっている。
緑色の葉を持つが、特殊な菌根とのあいだで共生(寄生)の関係が必要とされる半寄生植物。移植をしても1〜2年で姿を消す。部分的な菌従属栄養植物とも呼ばれる。
小仏山地石砂山 130419

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