ヘクソカズラ

学名 Paederia scandens
別名 ヤイトバナ、サオトメカズラ
屁糞葛 分類 アカネ科ヘクソカズラ属 (つる性多年草)
葉や茎を揉んだときに出る臭気からついた名。万葉集の時代はクソカズラとも。 原産・分布 日本全土
神奈川県 海岸近くからブナ帯下部まできわめて普通。林縁や藪に生える。
花の時期 8月〜9月


万葉集に1首登場する。
「さう莢に延ひおほとれる屎葛絶ゆることなく宮仕へせむ」
この時代から屎葛(クソカズラ)と呼ばれていた。
歌の内容は、ジャケツイバラ(さう莢)にまとわりつくへクソカズラのようにいつまでも宮仕えをしたい、というもの。
浜市港北区篠原園地 100830


ツルは細く長く伸びるが丈夫。左巻きで他の木や草に絡んで上に伸びる。
横浜市港北区篠原園地 100721


この赤い模様がお灸の跡に見えることから、やいと(お灸)の名がついた。
横浜市港北区篠原園地 100830


横から見る。花だけ見ていれば可愛らしい。
花言葉 「人嫌い、誤解を解きたい、意外性のある」
意味深だが、その名を不憫に思った結果の花言葉か。
横浜市港北区篠原園地 100830


葉の形は変異がいろいろある。
横浜市港北区篠原園地 100830


果実は核果で茶褐色に熟す。1つの実の中に2つの核が入っている。
群馬県水上町赤谷 101205


外果皮は薄く、乾燥して割れやすい。中果皮はヘクソカズラの匂いのする液状の果肉。内果皮が堅い半球形の核が2つ向き合っている。
春先まで、茶色い実のままぶら下がっているのを目にするので、種子散布者が誰なのかよくわからない。色も目立たないし、実が美味しそうにも見えない。
横浜市港北区篠原町 180220

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