ギンリョウソウ |
学名 | Monotropastrum humile |
別名 | ユウレイタケ、マルミノギンリョウソウ | |
銀竜草 | 分類 | イチヤクソウ科ギンリョウソウ属 (多年草) |
下向きに咲く花とウロコ状の鱗片葉から竜に見立てた名。 | 原産・分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄。朝鮮、中国、台湾、サハリン。 |
神奈川県 | 丹沢、箱根、小仏山地の他丘陵地に生える。 | |
花の時期 | 5月〜8月 |
樹木と共生する菌類に寄生する腐生植物(正しくは寄生植物)。間接的に樹木の光合成生産物を栄養にしている。従って自らは光合成を行わないので葉緑素を持たない。
暗い林の中に白色で佇むためにユウレイタケの別名がある。初めてだと異様だがよく見ると綺麗。
小仏山地石砂山 100516
春の芽吹き。こん棒状の芽が突き出ている。成長に伴い黒い保護膜が破れまだら模様になっている。
上野原市秋山 190416
茎は10cmほど立ち上がるが、全体に白い鱗片葉が互生する。
茎の先に下向きの花をつける。暗紫色に見えているのが雌しべの柱頭、その後ろに10個の雄しべがある。
花言葉 「そっと見守る、はにかみ」
小仏山地石砂山 100516
果実は球形の液果。色は同じく白。
群馬県みなかみ町赤谷 070707