シラカバ

学名 Betura platyphylla var. japonica
別名 シラカンバ
白樺 分類 カバノキ科カバノキ属 (落葉高木)
樹皮が白いカバノキの意。純林を遠くから見ると幹の白さが際立つ。 原産・分布 北海道、本州(福井、岐阜県以北)。アジア東北部。
神奈川県 丹沢や小仏山地にまれにある。植採も多い。
用途 庭木
深山の日当たりの良いところに群生する先駆樹種。高原のシラカバ林は各地にある。
樹高は20mになる。写真の木は自生かどうか不明。
樹皮は白〜白褐色で、薄く横方向に紙状に剥がれる。材は軽く狂いやすいので建築材には不向き。樹皮と合わせて民芸品やみやげ物に使われることが多い。


丹沢
三ケ瀬川
080403
シラカバ幹
葉は互生し、長枝には互生し、短枝には2枚づつつく。写真は短枝。葉身は三角状広卵形、鋭尖頭、基部は広いくさび形か切型。縁には重鋸歯がある。
近縁のダケカンバの側脈は7以上、本種は8以下。


丹沢
三ケ瀬川
080706
シラカバ葉
果穂は円柱形。短枝の間に1本、垂れ下がる。

丹沢
三ケ瀬川
080706
シラカバ若実
冬芽は長卵形で芽鱗が4〜6枚。
1年枝は暗紫褐色〜褐色で灰白色の皮目が目立つ。短枝には葉痕が目立つ。
雌花の花芽は短枝の先につく。
短枝・冬芽

丹沢
三が瀬川
081012
シラカバ冬芽

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