サルスベリ

学名 Lagerstroemia indica
別名
百日紅(中)
百日紅 分類 ミソハギ科サルスベリ属 (落葉小高木)
樹皮が滑らかで、サルでも滑りそうなため。本種が渡来する前は、シャラノキ(ナツツバキ)がサルスベリと呼ばれていた。漢字は、中国名が当てられた。 原産・分布 中国南部原産 (江戸時代初めに渡来)
神奈川県 自生は無い
用途 庭木、床柱
夏になると、伸ばした枝の先に赤い花を咲かせ、季節の花の代表のようだ。毎年、強剪定される木は、強い枝を長く伸ばす。適度な剪定をすると、写真のように、こんもりと整った樹形で、樹冠が花で覆われる。

横浜市
港北区
(植栽)
050814
サルスベリ樹
幹は平滑で、皮が薄く剥げ、跡が雲紋状に白く残る。

横浜市
港北区
(植栽)
070725
葉は互生するが、交互ではなく、2対づつの互生。コクサギ型葉序と呼ばれる。まれに、疑似対生のような葉序もあり、コクサギほど2対互生がはっきりしない。
葉身は、倒卵状楕円形で全縁、ほとんど無柄。
葉序

川崎市
(植栽)
040826
サルスベリ葉
7〜9月に、本年枝の先に円錐花序を付ける。花弁はほぼ円形だが不規則に縮れ、基部に長い柄のようなもの(爪)がある。独特の花冠になる。雄しべは多数あるが、特に6本長いものがある。
1つの花は1日花(実際には数日)だが、次々に花が開くため、長い間咲いているように見える。
花言葉「雄弁、愛嬌、潔白、あなたを信じる、不用意」


横浜市
港北区
(植栽)
040713
サルスベリ花
実は球形の刮ハ。熟すと6裂し、翼のある種子が出てくる。

川崎市
多摩区
(植栽)
041028
サルスベリ実
秋に紅葉する。 紅葉

横浜市
鶴見区
041107
サルスベリ紅葉
1年枝は細く、暗褐色〜赤褐色で、葉痕から低い陵が下にのびる。冬芽は小さく、芽燐は1〜2対。 冬芽

横浜市
港北区
080218
サルスベリ冬芽
細い枝のそれぞれの冬芽から一斉に芽吹く。全てが今年の枝として成長するわけではないが、細かい枝の多い鬱蒼とした樹冠になる。 芽吹き

上野原市
秋山
160502

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