レンゲツツジ

学名 Rhododendron japonicum
別名 オニツツジ、ウマツツジ、ベコツツジ
蓮華躑躅 分類 ツツジ科ツツジ属 (落葉低木) 有毒植物
花が輪生状咲く様子をハスの花に見立てた名。旧暦の花祭り(灌仏会)に飾られる花のためについた名とも思える。別名は、毒のあるツツジの意味合いの地方名。 原産・分布 北海道(西南部)、本州、四国、九州
神奈川県 自生は無い。神奈川県絶滅種。
用途 庭木
日当たりの良い高原や湿地に生える。樹高は2mほどになる。枝は輪生状に分枝する。
★毒★全木にテルペノイドのグラヤノトキシン、ロードヤポニンを含む(痺れ、嘔吐、渇き、めまい、血圧低下、呼吸停止)。花蜜も甘いがやはり有毒なので要注意。蜂蜜での中毒例あり。


群馬県
水上町
赤谷
090607
レンゲツツジ樹
葉は互生する。葉身は倒披針形あるいは長楕円形で基部はくさび形、先は鈍頭。質はやや薄い。縁は全縁で、はじめは裏面を中に巻いている。後に縁と表面に短毛が生える。

群馬県
水上町
赤谷
090607
レンゲツツジ葉
花は5〜6月、枝先の頂芽から出る短い総状花序に2〜8個つく。花は展葉より先に開く。花冠は漏斗状で、5中裂する。雄しべは5個。花糸の下部には白毛がある。
古くから園芸品種が作られ、色は白〜赤までいろいろある。


群馬県
水上町
赤谷
090607
レンゲツツジ花
冬芽は、頂芽が大きくなるが側芽は小さい。特に花芽は大きく、卵形で先端は尖り、7〜15mm、芽鱗は12〜18枚で縁が白くなる。側芽からは葉のつく枝が延びる。
一年枝には粗い長毛が散生する。
冬芽

群馬県
水上町
赤谷
091206
レンゲツツジ冬芽

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