ミツデカエデ

学名 Acer cissifolium
別名
三手楓 分類 カエデ科カエデ属 (落葉高木)
三出複葉の葉が、何となく手に見えなくもない。 原産・分布 北海道、本州、四国、九州
神奈川県 箱根、丹沢、小仏山地から丘陵地にも生えるが、数は少ない。
用途 とくになし。
山地に生え、樹高は10〜15mになる。
写真は種子が枝に着いたままの冬枯れの様子。
冬の樹

丹沢
境沢
060223
ミツデカエデ樹
樹皮は灰褐色で全体的になめらか。細かい皮目が多い。

丹沢
東沢
090503
ミツデカエデ幹
葉は3出複葉で対生する。葉柄は細長くて赤味を帯びる。小葉は長楕円形あるいは卵状楕円形で、中程から先に粗い鋸歯がある。裏面の脈上にまばらに白い毛がある。

丹沢
東沢
090503
ミツデカエデ葉
雌雄異株。
4〜5月に旧年枝の上部に、総状の花序を出し、黄色の小さな花を多数つける。花弁、萼片、雄しべはそれぞれ4個、雌花では雄しべは無い。
雄花

丹沢
東沢
090503
ミツデカエデ花
果序は10〜20cmで下垂する。翼果はあまり開いた形状にはならない。写真はなぜか冬まで枝についたままの種子。 種子

丹沢
境沢
060223
ミツデカエデ種子

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