クロガネモチ

学名 Ilex rotunda
別名  
黒鉄黐 分類 モチノキ科モチノキ属 (常緑高木)
モチノキの仲間で、若枝や葉柄が黒紫色となるため。 原産・分布 本州(茨城県以西)、四国、九州、沖縄、アジア南東部
神奈川県 東南部〜南部に自生。植採も多い。
用途 庭木、街路樹、器具材
暖地の山野に生える。10m〜20mになる。庭木、公園樹、街路樹として多く植えられている。鳥が種を運ぶことで、逸出も多い。

横浜市
鶴見区
031018
クロガネモチ樹
樹皮は淡灰褐色で滑らか。

平塚市
農業研究所
021211
クロガネモチ幹
葉は互生し、葉身は楕円形、革質、光沢がある。縁は全縁。若枝や葉柄が黒紫色なのが特徴で、モチノキなどと区別できる。

鎌倉市
大船植物園
020623
クロガネモチ葉
雌雄異株
6月、葉腋に散形花序につけ、1つの花序に2〜7個の4mm程度の小さな淡紫色の花をつける。花序の柄の長さは花柄より少し短い。花弁や雄しべの数は4〜6個とバラつく。


横浜市
神奈川区
070603
クロガネモチ雌花
実は6mmほどの球形の核果で、熟すと赤くなる。
★食★アカハラ、カラス、キジ、コジュケイ、シロハラ、ツグミヒヨドリ、レンジャク


横浜市
港北区
071224
クロガネモチ実
黄色く実が熟す種類もある。 キミノクロガネモチ実

平塚市
農業研究所
021210
キミノクロガネモチ実

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