コゴメヤナギ

学名 Salix serissaefolia
別名 コメヤナギ
小米柳 分類 ヤナギ科ヤナギ属 (落葉高木)
原産・分布 本州(東北南部〜近畿)。
神奈川県 山地に普通に生える。
用途 パルプ
日当たりの良い、冷涼な場所を好み、湿地や川岸に生える。ヤナギ科の中では、大木になり、樹高は25mになる。よく分枝し、下枝は広がるため、樹冠は丸くなる。
樹皮は、灰黒褐色で縦に裂ける。


群馬県
みなかみ町赤谷
070708
コゴメヤナギ幹
葉は互生し、葉身は長楕円状披針形で、先は鋭尖頭、基部は円形または広いくさび形。表面が緑色で光沢があり、裏面は粉白色。両面ともに若い葉に、細毛があるが、のちに無毛となる。縁は細かい鋸歯がある。

群馬県
みなかみ町赤谷
070708
コゴメヤナギ葉
雌雄異株
4月頃、展葉の前に花をつける。雄花は、円柱形の尾状花序。短い柄があり、柄上に小葉が数枚つく。
雄花

群馬県
みなかみ町赤谷
070408
コゴメヤナギ雄花
一年枝は、灰色の細軟毛がある。冬芽は小さく楕円形で、先は丸い。 冬芽

群馬県
みなかみ町赤谷
071202
コゴメヤナギ雄花

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