イヌマキ

学名 Podocarpus macrophyllus
別名 クサマキ、マキ
犬槇 分類 マキ科マキ属 (常緑高木)
有用材であり、尊い木とされたコウヤマキに対してつけられた名。 原産・分布 本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄。台湾、中国。
神奈川県 自生は無い。公園や庭園に植栽あり。
用途 植木
海岸に近い山地、丘陵地に生える。高さは20mほどになる。
耐陰性があり葉が密生するので、植栽されて生垣や防風林とされたり、剪定して樹形を作り、庭木とされることが多い。


千葉市若葉区231202
枝は上向きに生え、枝先に葉がらせん状に密生する。


横浜市
鶴見区031017
葉は全縁、広線形で長さは10〜15cm。表面は濃緑色、裏面は白味を帯びた淡緑色、中央脈は隆起している。

横浜市
鶴見区031017
雌雄異株。
花は5〜6月。長さ2cm前後の円柱状の花序に咲く。
雄花

横浜市
港北区
(植採)
050608
果実は緑色でほぼ球形。9〜10月に熟し、赤紫色の花托の上に付く。花托は食べられる。

八王子市
050926
寺院など庭園に植栽された木は、多くは写真のような玉造に刈込み剪定される。この場合に開花、結実はほとんど見られない。 剪定庭木

横浜市港北区
240104

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