ハナノキ

学名 Acer pycnanthum
別名 ハナカエデ
花の木 分類 カエデ科カエデ属 (落葉高木)
春先に、葉に先立って紅色の花が咲くため、ハナノキの名。 原産・分布 本州(長野、愛知、岐阜)
神奈川県 自生はない。
用途 庭木、公園樹
日本で限られた自生地をもつ。山地の湿地にまれに生える。公園樹や街路樹としては、よく植えられている。

横浜市
港北区
(街路樹)
040404
樹皮は淡灰褐色。若いうちは滑らかだが、縦の縞模様ができる。大きくなると、浅く裂け、剥がれるようになる。

横浜市
港北区
(植栽)
040530
葉は対生し、葉身は倒卵形。基部から3主脈が出て、浅く3裂するする。縁には不揃いの鋸歯がある。

横浜市
港北区
(植栽)
040530
雌雄異株
3〜4月、葉に先立って花が開く。花は束生し、紅色。樹全体が赤く見えるので、ハナノキの名がついた。
雄花

品川区
林試の森
(植栽)
050325
雌花だと思っていたら、よく見ると、すでに種子ができていた。カエデの仲間は、花の後、種子が形作られるのは早いが、熟すのは時間がかかる。 若実

横浜市
港北区
(植栽)
040404
秋には紅葉も綺麗。 紅葉

横浜市
港北区
(植栽)
041107
冬芽、一年枝ともに赤味を帯び無毛。頂芽は頂生側芽を伴い、側芽よりもやや大きい。冬芽には3〜5対の赤褐色の芽鱗がある。芽鱗の縁には短毛が密生する。 冬芽

東京都
海の森公園
(植栽)
160213

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