ゲッケイジュ

学名 Laurus nobilis
別名 ローレル
Apollo's-Laurel(英)
月桂樹 分類 クスノキ科ゲッケイジュ属 (常緑高木)
月桂とは、中国の伝説にある、月に生える桂のこと。牧野によると、最初にローレルを月桂と訳したのは英華字典(19世紀)とのこと。その後日本の多くの英和辞典は、この英華字典を元にしているため、月桂樹の名が広まったらしい。牧野は、この訳を誤りとするが、そうでもないのかもしれない。 原産・分布 地中海沿岸(1905年ころ渡来)
神奈川県 庭木として植採が多い
用途 庭木
根元から萌芽し、叢生する。良く枝分かれし、樹高は10mを越える。
材は堅く、香気があるので、細工物などに使われる。


平塚市
農業研究所
021211
葉は互生し、長楕円形。質は革質で両面無毛。縁は全縁で、波状になる。揉むと芳香がある。
乾燥させた葉は、香料としてスープや、肉料理などによく使われる。


平塚市
農業研究所
021211
雌雄異株。
花は4〜5月に、葉腋から出る短枝に散形花序を付ける。一つの花序には、黄色い小さな花が、3〜4個付く。
雄花

平塚市
070406
若枝は、緑色で紫褐色を帯びる。頂芽、側芽とも芽燐におおわれている。

横浜市
070302

樹木の写真Top