フヨウ

学名 Hibiscus mutabilis L.
別名
木芙蓉(中)
芙蓉 分類 アオイ科フヨウ属 (落葉低木)
漢名の音読みがそのまま使われた。 原産・分布 中国原産、四国(高知県)、九州(南部)、沖縄
神奈川県 自生は無い。植採されたものの逸出がある。
用途 庭木、製紙
原産地は明らかではないが、中国で古くから栽培されていた。日本には中国からの渡来とされている。今では暖地の沿海地に自生する。
全体に白い星状毛が多い。
7〜10月に、枝の上部の葉腋に花を開く。


横浜市
港北区
(植栽)
060821
フヨウ樹
樹皮は褐色を帯びた灰白色で滑らか。不規則な浅い縦縞がある。
樹皮は丈夫なため、製紙に用いられ小皮紙と呼ばれた。


横浜市
港北区
(植栽)
071011
花は10cm以上の大輪だが、朝開き夕方萎む1日花。沢山の蕾があり、7月〜11月にかけて、毎日次から次へと咲く。
園芸品種が多く、花は淡紅色、白、一重、八重などがある。
花言葉「繊細な美、しとやかな恋人」


横浜市
港北区
(植栽)
040902
フヨウ花
葉は互生し、掌状に浅く3〜7列する。縁は、鈍鋸歯がある。 葉蕾

横浜市
港北区
(植栽)
040808
フヨウ葉
果実は刮ハで、直径焼く2.5cmの球形。熟すと5裂し、黒い小さな種子がこぼれ出る。

世田谷区
深沢
060118
フヨウ実
種子は約3mmの腎形で長い毛に覆われている。開いた刮ハから、風で吹き飛ばされやすくなっている。 種子

横浜市
港北区
(植栽)
071001
冬芽は裸芽で小さい。
葉痕は偏平な心形で凸状になる。維管束痕は不明確。
冬芽・葉痕

横浜市
港北区
(植栽)
070106
フヨウ冬芽

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