アカガシ

学名 Quercus acuta
別名 オオガシ、オオバガシ、クマガシ、カタギ
赤樫 分類 ブナ科コナラ属 (常緑高木)
材が赤みを帯びていることからついた名。カシはアラカシを参照。 原産・分布 本州(宮城県以西)、四国、九州。朝鮮南部、中国。
神奈川県 丹沢・箱根の上部、および沖積地(河川周辺)を除き分布。
用途 建築・器具・船舶・楽器・車両材
山地に自生する。屋敷や神社にも植えられている。高さは20〜25m、胸高直径は70cmになる。
樹皮は灰黒褐色で、皮目は目立たないが多い。老木では、不揃いな薄片となって剥がれる。
材は強く、堅いため、農具や楽器など用途が広かった。
老木幹

港区
自然教育園
020301
葉は互生し、枝の先に集まる。葉身は長楕円形で、鋭尖頭。縁は全縁だが、まれに上部が波状になる。
両面無毛、表面は深緑色で光沢がある。


箱根
湖尻
050830
新葉は、両面に褐色軟毛を密生するため赤みを帯びる。 新芽

横浜市
鶴見区
0204
堅果は翌年の秋に熟す。総苞(殻斗)は椀型で、約10本の環があり褐色の軟毛がある。
★食★キジ、コジュケイ、マガモ
若実

箱根
湖尻
050830

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