サトイモ科 Araceae (被子植物 単子葉類 サトイモ目)

世界に106属、約3300種ある。主に熱帯に分布する。熱帯降雨林の環境に適した単子葉植物の先祖的な植物群と見られている。多年草でしばしば地下に太い地下茎がある。植物体は多肉で、しゅう酸カルシウムの針状結晶で満たされた細胞からなり、誤って口にするとえぐみを感じる。
(白地には草本)

テンナンショウ属(Arisaema)

独特の形状のため、呼び名もこの科に独特のものがある。
特に花は肉穂花序を包む大きな苞があり、これを仏炎苞と呼ぶ。また花序の先を花序の付属体と呼び、種により特徴的な形になる。 また、茎に見える部分は、葉柄の偽茎と呼ばれる。葉は独特の鳥足状複葉となる。

ウラシマソウ

ヒロハテンナンショウ

マムシグサ

ミミガタテンナンショウ

ムサシアブミ