ゴマダラカミキリ

分類 甲虫目カミキリムシ科ゴマダラカミキリ属
学名 漢字 Anoplophora malasiaca 胡麻斑髪切
分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄。
観察できる時期 成虫:6〜8月
観察できる場所 雑木林内、街中の公園など樹木があればどこにでもいる。
越冬 幼虫
体長 成虫:25〜35mm
幼虫食餌 ミカン科、ヤナギ科、バラ科、クワ、イチジクなど幅広い樹木の材。
成虫食餌 上記樹種の樹皮や葉


体は黒色で光沢があり、白〜黄色の斑紋がある。体長の1.5倍ほどの長い触角をもつ。
群馬県みなかみ町赤谷 080802


サルスベリの樹皮下を食害していた幼虫。大きな顎を持つ。
樹皮の下に長い坑道ができ、樹木の衰弱の原因になる。一般的にカミキリムシの幼虫は糞や木くずを坑道に残し、外に排出しないため食害の発見が遅れる。
川崎市 040415


羽化後に成虫が脱出した穴。
群馬県みなかみ町三国峠 090905


エゴノキの枝に残った成虫の食痕。
横浜市港北区 091216