ギフチョウ
分類 | 昆虫 | 鱗翅(チョウ)目アゲハチョウ科ギフチョウ属 |
名前(漢字、学名) | 岐阜蝶 | Luehdorfia japonica |
神奈川県 | 絶滅危惧TB | 丹沢周辺と相模原市の一部。藤野では県の天然記念物に指定され保護している。 |
出現期、場所 | 4月 | 明るい林や日溜まり。 |
越冬 | 枯れ葉の中の蛹 | |
関連生き物 食物連鎖 |
天敵 | 食虫の鳥類や昆虫、クモなど |
幼虫食草 | カントウカンアオイなどカンアオイ類 | |
成虫食餌 | スミレなど花の蜜 |
学名のとおり日本固有種。タチツボスミレで吸蜜する。
小仏山地石砂山 110416
森林の開発や里山の荒廃で全国的には減少している。
日本海側は秋田から山口まで連続的に分布するが、
太平洋側は藤野町付近を東限に断続的な分布になっている。
小仏山地石砂山 100418
藤野の群は保護の結果、個体数は増加しているが
一方で何者かによる放蝶による遺伝子攪乱が大きな問題となっているようだ。
小仏山地石砂山 100418
雄には山の頂きに集まる習性があるらしく、石砂山山頂は季節になると、
ギフチョウの群れとそれを見に来る人の群れで賑やかになる。
交尾。3〜4羽入り乱れている。どうなっているのかよく分からない。
小仏山地石砂山 130415
カンアオイの葉の裏の卵。
小仏山地石砂山 100418
真珠のような卵。
小仏山地石砂山 130415
幼虫と卵殻。
小仏山地石砂山 100516